研究室旅行in中津川①

学会が11日に終わったので、次の日から中津川に行ってきました。なぜか、前日名古屋に泊まっていた西尾君は、朝6時に起きて電車に乗るミッションが課され、不安と緊張で夜しか眠れませんでした。意外と名古屋の朝ラッシュが凄まじく、いつも無数にある僕の二度寝スイッチもどれ1つ押されることなく優雅な朝となりました。都会の人が朝から元気な理由が分かった気がしながら、平野先生の地元の駅を通りました。とても喧騒的な場所でお育ちになったと思っていたのですが、意外と閑静な街で驚き、また眠気が覚めました。意外、、。

中津川ではみんなでモーニングをいただきました。僕自身はコーヒーは味、香り共にとても大好きなのですが、朝が苦手なこと、飲み過ぎてお花を摘みがちな事のダブルパンチでここ2年間ほどは控えていたのですが、やっぱり良いものですねー。時間があるときは復活してみようかな、と思いました。時間があれば。もし朝起きれて時間があれば。うん。

レンタカーで長野県にある阿寺渓谷に行きました。阿寺ブルーという、グアムや沖縄も顔負けの澄み切った青色が揺蕩う川面に広がっていて、空の群青も相まり僕の視界は青一色に染まっていました。もともとターコイズブルーが好きな僕にとっては眼福のひと時だったのですが、阿寺ブルーのスーパー戦隊感がどうしても拭えず、徐々に畏敬の念が薄れていき、気がつけば天谷さんと川面に石を投げ込んでいました。天谷さんに関しては、バスケットボールほどはあろう岩を抱えて投げ込んでおり、飛び散った阿寺ブルーによって僕のコートも少し阿寺模様となりました。正直、シルエットだけ見ていると、田舎に粗大ゴミを捨てにきたお兄さんにしか見えませんでした。天谷さん、学会発表本当にお疲れ様でした。

阿寺渓谷に着いたものの、トイレに行ったまま自信満々に逆向きへ歩み出し行方不明になる人、祖先のDNAを感じたのか岩から岩へと飛び回り片足が水没する人、ばっちりスーツ&革靴で来たばっかりに月曜日から会社をサボっているようにしか見えない人等々、職質間違いなしの面々が各々朝の眩しい渓谷の煌めきに包まれていました。そんな先輩を苦笑しながら見守ってくれる4年生の背中がとても大きく見えたひと時でした。もう1年と少し、よろしくです。

みなさんもアクセスは悪いですが、阿寺渓谷、おすすめです。ぜひ免許を取得して、みんなで行ってみてください。ちなみに、冬季はバイオマストイレが使用不可であり、緊急時に備えてモーニングコーヒーは1杯だけ楽しむと、より平穏に自然と向き合えます。言葉や写真では伝わらない阿寺ブルーが迎えてくれる景色をぜひ。

   

カテゴリー: keikan-lab, Students パーマリンク