設計競技「新時代の橋梁デザイン」
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   #募集要項#
1 はじめに

 土木構造物は本来人々の生活を支えるだけではなく、土地それぞれが有している美しさを演出する役割を担っています。戦後の土木事業は急速な復興が必要であったために効率性が優先され、その結果、均一な国土景観を生み出しました。しかし、今日では社会基盤が整ってきたため、その整備手法が量から質へと変わってきています。これを機に土木事業は大変革を遂げようとしています。本競技がこの変革の新時代を担う若い技術者や学生に新たな土木景観を創出するきっかけとして頂ければ幸いです。

2 課題

 テーマは橋です。土木構造物は人々の生活を直接支えます。その中でも橋は普段の生活の中で触れ合う機会が多く、最も印象深いものです。橋は風景を眺める場としてまた、風景を構成する一つの要素となります。しかし、今までの画一的な設計手法によりその魅力を生かしきれてないのが現状です。橋のデザインを通してよりよい景観を生み出すにはどうすればよいでしょうか。上記の内容を踏まえ以下の条件の下で設計して下さい。

  • 歩道橋のデザイン
  • 新しい構造の提案。または、既存の構造であっても今までにない美しさが表現されているデザイン
  • 周辺環境に収まるデザイン
  • スパン・幅員は自由

 *架橋地点は現実の場所から任意に選んでください。
 (現在、架橋されている所、いない所どちらでも結構です。)

2−1 設計条件

架橋地点は現実の場所から任意の場所を選んで下さい。(現在、架橋されている所、いない所どちらでも結構です。

2−2 提出物

以下の2つを提出して下さい。

1) 図面

A1(841×594mm)用紙に提案の意図を表現する図面・パース及び簡単な説明文(模型写真を含む)を入れて下さい。縮尺はいずれも自由。青焼き、CAD、鉛筆、墨入れ、着色、パース等の写真貼付などは自由。但し、ディスクでの応募は認めません。

2) 模型

模型サイズは1平方メートル程度で、提案する橋と周辺との関係が理解できる模型。
縮尺は作品によって橋の大きさが異なるため、指定された大きさに入るように各自指定して下さい。

2−3 注意事項

模型並びに図面の郵送に関しては、サイズの大きさによって郵送費が異なっています。そのため模型作製の際にはあらかじめ分割できるように作製し、ある程度模型を細かく分割して郵送できるようお勧めします。

2−4 その他

・応募作品は未発表作品に限ります。

・応募作品は返却しません。必要な場合はあらかじめ複製をしておいて下さい。

・応募作品の著作権は、応募者に帰属します。

・主催者および事務局は、本設計競技の趣旨の範囲内で著作権者名を明示した上で、報告書、記者発表資料、作品集、WEB等を通じて、応募作品および提案されたアイデア、情報等を公表できるものとします。

2−5 提出先

〒980-8579 仙台市青葉区荒巻字青葉6−6−06
東北大学大学院情報科学研究科空間計画科学研究室
「景観開花。」事務局

tel. 022-217-7497 fax. 022-217-7494 mail. design @ plan.civil.tohoku.ac.jp
WEB. http://www.plan.civil.tohoku.ac.jp/~design/

3 応募資格者
 2004年11月1日現在、大学・大学院・短大・高等専門学校・専門学校・高校に籍をおく学生及び、社会人で経験年数5年以下の方。グループでの応募可。

4 応募方法
メール登録フォームを利用して必要事項を明記の上、design @ plan.civil.tohoku.ac.jpまで送信してください。
もしくは、エントリー用紙をダウンロードし、必要事項を記入の上提出先までエントリー受付期間内に郵送して下さい。その後、受諾した旨の確認メールを送りますので、受け取ったら提出受付期間内に提出物(図面・模型)を提出して下さい。

5 審査方法
審査委員
委員長 篠原 修 東京大学大学院教授
委 員 阿部仁史 東北大学大学院教授
小野寺康 (有)小野寺康都市設計事務所代表
西村 浩 (有)ワークヴィジョンズ代表

審査手順

審査委員によるパネル・模型審査を行い,2月12日(土)に公開講評会をします。

審査結果通知

審査の結果に関しては、応募者全員にE-mailまたは書面で通知します。審査通過の代表者は2月12日(土)の講評会に出席し、自らの作品について解説してもらいます。なお、出席する代表者(1名)の旅費・宿泊費は主催者側で負担します。

最終結果はシンポジウム当日の講評会により発表後、WEB上で発表することを予定しています。

6 展示会
 提出された模型・パネルについては2月6日(日)〜2月10日(木)に開催される土木デザイン展「景観開花。」にて展示します。

 日時: 平成17年2月6日(日)〜2月10日(木) 午前9時〜午後9時
      ただし、2月6日(日)は、午後12時開場、2月10日(木)は16時閉場

 展示品: 

  • 土木設計家による土木デザイン作品を紹介した写真や図面、模型
  • 東北地方における土木デザインの実例紹介したパネル及び模型
  • 設計競技 「新時代の橋梁デザイン 」に応募された作品のパネル及び模型

7 スケジュール

エントリー受付開始

平成16年11月6日(土)
エントリー受付締め切り(当日消印有効) 平成17年1月14日(金)
提出物受付(当日消印有効) 平成17年1月1日(土)〜1月31日(月)
公開講評会 平成17年2月12日(土)
8 賞
最優秀作品
20万円…1点
優秀作品
10万円…1点
佳作 
5万円…数点
9 Q&A
 コンペに関して皆さまから寄せられた質問とそれに対する回答をWEB上に順次掲載していきます。Q&Aはこちら

10 主催者等
主催
(社)土木学会東北支部、(社)土木学会景観・デザイン委員会、景観デザイン研究会、国土交通省東北地方整備局

後援
青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県、仙台市
(社)東北建設協会、(社)日本土木工業協会東北支部
(社)日本道路建設業協会東北支部、(社)建設コンサルタンツ協会東北支部
東北建設業協会連合会
河北新報社、読売新聞東北総局、朝日新聞仙台総局、毎日新聞仙台支局
NHK仙台放送局、TBC東北放送、仙台放送、ミヤギテレビ、KHB東日本放送、Datefm

事務局
東北大学大学院情報科学研究科空間計画科学研究室

11 お問い合わせ先
東北大学大学院情報科学研究科空間計画科学研究室
「景観開花。」事務局
〒980-8579 仙台市青葉区荒巻字青葉6−6−06
tel. 022-217-7497 fax. 022-217-7494 mail. design @ plan.civil.tohoku.ac.jp

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